ウルル、カタジュタの散策

・ウルル(エアーズロック)の散策

【ウルルの登山】

毎日の気象条件により、可能な時と不可能な時があります。
登山には、2~3時間かかります。
国立公園の管理者が、朝7:30ごろウルルの登山口に状況を表示します。

ウルル 登山
登山口の閉鎖理由の看板
雨の予報の為、閉鎖
気温が36℃以上になると、登山口は閉鎖されるので、夏場の登山はほぼ不可能です。
また、雨が予想されるときや、風が強いことが予想されるときも、閉鎖になります。

閉鎖の理由や開門状況の記載看板
閉鎖される具体的な内容は、現地の看板に表示されていますが、誰がどのように判断しているのかはわかりません。現地に、閉鎖理由の看板が掛けてあるだけです。

現地には、アボリジニの聖地なので、登山は自粛をお願いする看板も、数か国語で記載されて設置されています。
ウルル登山
登山の自粛要請の看板
数年後には、登山は全面禁止される予定になっていますので、登山したい人は、早めに行くことをお勧めします。


【ウルル散策(徒歩)】

ウルルは、歩いて一周できます。(フル ベース ウオーク)なお、自転車でも可能です。
一周は、9.4kmあります。

歩いて一周できますが、あまりお勧めできません。一周するのに約3~4時間かかります。途中には、トイレがありません。
また、ウルルに接近して歩ける部分は、全体の1/2程度です。
残りは、ウルルからかなり離れた場所を歩くことになります。周りの景色も同じ様なもので、景色を楽しむようなものではありません。
ウルルの徒歩での一周は、かなりの覚悟が必要だと思います。

ウルルの看板
トイレや給水所などの位置が
記載されています。

私達は、夫婦二人で一周しましたが3時間かかりました。トイレはありませんが、給水所はあります。また、救助を要請できる、インターフォンも数か所設置されています。

なお、歩いて一周する人には出会いませんでした。

2kmで1時間程度のコースもあります(クニヤ ウオーク、マラ ウオークなど)ので、こちらをお勧めします。

私達が利用した、ウルル エクスプレスのバスは、ウルルの登山口の前に止まります。

ウルルの散策には、ガイドは必要ありませんので、ウルルまでの送迎だけで十分だと思います。


【カタジュタの散策】

カタジュタの散策コースは、2つあります。

風の谷コースは、8kmで3時間程度かかります。もう一つは、2kmで1時間で帰るコースです。

どちらもガイドは必要ありません。案内板が設置されていますので、誰でも散策できます。

私達は、風の谷を歩きました。ウルルと同じように、途中にはトイレはありません。このコースは、多くの人が散策しており、お勧めです。

カタジュタ
カタジュタ
風の谷コースの看板
救助を要請できる
インターフォンも設置されています。
歩くごとに、色々な景色が楽しめるため、ウルルのようにただひたすら歩かなければならないという感じはありません。

風の谷コースは、気温が高くなると閉鎖されます。午前中の涼しい時に歩く計画をしてください。

上り下りの道もあります

この場所はかなり強い風が吹いています


(ウルル エクスプレスの乗車券)

私達が利用したのは、ウルル エクスプレスで、3日券を購入しました。また、国立公園の入園料が別途必要ですが、ウルル エクスプレスの運転手さんから購入できます。国立公園の入園チケットは、3日間有効です。
ただし、日本語は通用しません。英語のみですが、運転手さんはとても親切で、そんなに心配はいりません。

2日券・・・$220  3日券・・・$250  これ以外にも、ウルルの日の出鑑賞や夕日鑑賞、カタジュタの日の出や夕日の鑑賞ツアーもあります。
滞在に余裕があるようでしたら、2日券か3日券がお得です。

ウルル エクスプレスのパンフレット
この券は、日の出や、夕暮れの時間帯の送迎もありますので、体力があれば一日何度でもウルルやカタジュタに行くことができます。

日の出の鑑賞は、朝4:30頃の出発(季節により違います)です。
セールズ・インザ・デザートホテルの宿泊で、朝食付きのプランでは、朝食用のお弁当セットを頼むことができます。

朝食用のお弁当セット
ウルル エクスプレスの予約は、インターネットで日本からもできますし、現地のホテルで前日でも予約できます。
バスに乗る時間は一応予約制ですが、席が空いていればいつでも変更が可能です。路線バスの感覚で乗ることができます。

0 件のコメント:

コメントを投稿