ベネチアの水上バス

ベネチアの島内は迷路のようで、細い路地や行き止まり、運河を渡る橋がない場所など、地図を見ても迷子になります。運河を渡るためには、橋がある場所まで回り道をしなければなりません。
歩くよりは、水上バスを利用するほうが、早く目的地に着くことができます。

水上バスの駅
1日目は、ベネチア・サンタルチア駅(終点)で列車を降り、徒歩でサンマルコ寺院まで行きました。迷いながら1時間かけて到着しました。帰りも徒歩で駅まで向かいましたが、道に迷い、1時間半かかりました。

ムラーノ島



2日目は、水上バスの1日券を購入し利用しました。一人分が20ユーロです。ベネチアだけでなく、ムラーノ島やブラーノ島にも行きました。ムラーノ島は、ベネチアガラスで有名な島です。ブラーノ島は、レース編みとカラフルなサイコロのような住宅で有名です。












ブラーノ島

水上バスはとても便利ですが、どの船に乗ればよいのか分かりにくく、またどこで乗ればよいのかもよく分かりませんでした。







案内図を見たり、船員さんに聞いたりと、初めての観光客には少しハードルが高い気がしました。それでも、歩いて迷子になるよりずいぶん楽でした。
水上バスは、地元の人と観光客で、常に満員の状態で運行しています。始発でないと、なかなか座れないので、立つことは覚悟しておいたほうが良いでしょう。
水上バスの1回券は、7.5ユーロですので、1日券で3回以上乗ると元は取れます。この日私たちは、5回ほど乗りました。

水上バスのチケット(表と裏)
1日券も1回券同じデザイン
3日目は1回券を購入し、ベネチア・サンタルチア駅からサンマルコ広場まで利用しました。10時30分にドゥカーレ宮殿のミステリーツアーを予約していたので、時間に遅れるわけにはいきません。9時に水上バスに乗り、9時30分にサンマルコ広場に着きました。運河内は大変な交通量で、バスはとてもゆっくり進みますので、運河沿いの建物をゆっくり見学できます。

水上バス
水上バスに乗るには、まず、チケット売り場で1日券または1回券を購入します。

バス乗り場の入口にある機械
次にバス乗り場で、路線を確認します。路線を確認したら、チケットをバス乗り場の入口にある機械にかざし、桟橋内に入ります。

バス乗り場
その後、バスが来たら乗るだけです。

私たちは、ベネチアの島には宿泊せず、少し手前のベネチア・メストレ駅のすぐそばのホテルに宿泊しました。ここからベネチア島の駅のベネチア・サンタルチア駅までは、電車で5分程です。料金も片道1.25ユーロです。島のホテルはとても宿泊料金が高いですが、少し手前のホテルだとずいぶん安くなります。

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