路線バスでプーケットタウンへ

             路線バスにチャレンジしました。
バスの正面
まさにトラックです
カタビーチからカロンビーチを経由して、プーケットタウンまでの路線バスがあります。バスといっても普通のバスを想像してはいけません。4トントラックの荷台に客席を付けたようなもので、エアコンもついていません。長椅子が窓側と真ん中にあります。
決まったバス停という物は無く、道端で手を挙げれば止まって乗せてくれます。プーケットタウンまで、どこで乗り降りしても40バーツ/人です。
バス停でないところで、次々とお客さんを乗せるので、大変な混雑です。入口のステップにも数人乗って、狭いバスに40人近い人が乗ることになりました。屋根が低いので、立っていることはできません。ぎゅうぎゅう詰めです。

利用者は、現地の人が1/3程度で、残りは欧米人でした。日本人は勿論いません。

カロンからプーケットタウンまで約1時間。硬い木の椅子で、おまけによく揺れるので、腰が痛くなりました。

降りる時には、バスの天井に着いている押し釦を押します。どこでも止まってくれます。
ただし、放送などはないので、周りの景色を見て降りる場所を決めなくてはなりません。よく利用する人は場所がわかるようですが、初めてだとどこを走っているのかさっぱり分かりません。
天井に着いている降車ボタン
行きのバスの乗っていた人の半分程度は、終点まで乗っていました。しかも、終点とは気が付かず、バスの運転手から終点だと聞かされて降りる有様です。

料金は、プーケットタウンの入り口付近で、運転手が集金に来ました。それ以前に降りる人は、その都度、運転手に料金を支払っていました。


安いので、往復利用しましたが、帰りのバスはすでに満員で、夫婦でステップに座ることになりました。排気ガスで、鼻の中が真っ黒です。
バスを後ろから撮影
後ろのステップにも乗客がいます
セントラル・フェスティバル
の最寄りバス停
プーケットタウンでの目的地は、「セントラル・フェスティバル」という大きなマーケットでした。バスをどこで降りればよいかわからず、結局終点まで乗ってしまったので、仕方なくマーケットまで歩きました。町の人に何度も尋ねて、マーケットにたどり着くのに50分かかりました。汗だくになりました。
帰りは、マーケットの案内係に尋ねて、バス停を教えてもらいました。ちょっとした屋根があるだけで、ぱっと見にはバス停とは分かりません。
バスは、始発が7:30で、最終が18:30のようです。運行は、30分間隔ぐらいのようです。欧米の人は、70歳近い人も何人か利用していました。バスは時間がかりエアコンもありませんが、ゆっくり走るので景色を楽しむことができます。ちょっとした冒険になりますが、治安は悪くないようですので、利用されてみてはいかがでしょうか。
バス停から見たセントラル・フェスティバル

プーケットタウンの地図
左上の丸印がセントラル・フェスティバル

0 件のコメント:

コメントを投稿