9時12分発の電車に乗って、フィレンツェに向かいました。
時速300㎞で走行するので、フィレンツェまで2時間かかりません。
車内は綺麗で、シートの座り心地も良かったです。
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フィレンツェの駅からホテルまでは、徒歩圏内です。
位置を確認しながらゆっくり歩いて、20分程でホテルに到着しました。
チェックイン時間には早かったですが、部屋に通してくれて助かりました。
荷物を置いて、ドーモまで見学に行きました。
さすがにドーモ近くは混雑しており、ドーモ見学も長蛇の列でした。
列に並ぶのが嫌いな主人ですので、ここはあっさり見学を諦めて、外から座ってゆっくり見学しました。今までに見たドーモの中でも、大きな方でした
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ドーモ周辺をブラブラしながら、市場を2か所見学しました。
9月3日(日曜日) ピッティ宮
今日は、ピッティ宮とその周辺を、歩いて回ることにしました。
まずは、ピッティ宮に近い、ブェッキオ橋まで歩きました。
ホテルから徒歩25分ほどで到着しました。まだ9時半を少しすぎたくらいなので、開店していない店舗が沢山ありました。
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ピッティ宮は第一日曜日の今日、入場料が無料でした。
今まで他の場所で無料の記事があっても、有料だった事があったので、あまり当てにしていませんでした。それだけに、とてもうれしかったです。
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入場券は、一人2枚くれました。
まず入ったのが、パラティーナ美術館でした。
美術館を好きでない主人でしたが、たまたま人が入っていく方に行ったら、ここにあたりました。ラファエロ作品があり、必見と案内にありましたので、無料で見れて(多分有料ならば、主人から見ないと言われます。)とてもラッキーでした。
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広くて綺麗なボーボリ庭園でゆっくりしてから、陶磁器博物館とベルヴェデーレ要塞をみました。
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帰りは、明日のピサ行きの電車のキップを買いに、駅までいきました。
このフィレンツェは、ベネチア本島と違って道がわかりやすく、歩きやすいです。
9月4日(月曜日) フィレンツェから日帰りでピサ観光
ピサの斜塔の予約を、11時30分にとっていたので、その時間に合わせてフィレンツェを出ました。いつものように、少し早めの行動なので、ホテルを8時20分には出ました。
キップは買っていましたが、いつものように掲示板に出発ホームがなかなか出ません。
案内板には、1番ホームと書いてあったので、そこで待ちました。
ここはホームが広いので、まったく違う場所だと走る事になります。
発車時刻の7分前に、やっと出発ホームが「3番」と表示されました。
3番ホームが見当たらず、少しあせりましたが、2番ホームの奥にありました。
電車は、綺麗な車両の2階建てで、トイレも付いていました。
1時間くらいで、ピサまでいきます。車両はすいていたので、ゆっくりできました。
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ピサの斜塔周辺は、記念撮影を撮る人で賑わっていました。
斜塔は、予約しないと登れないので事前予約をしましたが、この日はすいていたので、大勢の人がその場で入場券を買っていました。
口コミでは、予約がいっぱいで登れなかったとありましたが、時間帯や曜日で違う様です。荷物を預けないとピサの斜塔に登れないので、クロークルームに預けに行きましたが、20分前でないとダメだと、係員に追い返されました。
予約票では、「予約の15分前に斜塔に来るように」書かれてありました。
しかし実際には待たされて、予約時間過ぎにやっとセキュリティーチェックが始まり、登れました。
斜塔は人数制限をしていて、ある程度の人数が斜塔から出てからでないと、入れないようです。
斜塔を登るのは、思ったよりは楽でした。私たちは約8分で、頂上まで登りました。
高所恐怖症の私は、登ってからが大変でした。(頂上は少し広いので、慣れると歩けるようになりました。)
この頂上には30分位滞在しました。時間制限がないので、助かります。
下りは大理石の階段なので、滑りそうでとても大変でした。裸足で登り降りをしている人もいました。
斜塔は、思っていた以上に傾斜があります。とても貴重な体験をしました。
次に予約チケットで見れる、ドゥオーモの見学をしました。
中はびっくりするくらい綺麗で、あちこちみとれてしまいました。
ここは、必見の場所です。
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帰りは、お土産店の多い通りを行きました。
景色も良く、のんびりとした良い街でした。
9月5日(火曜日)フィレンツェ観光
フィレンツェの滞在は今日までなので、街をゆっくりと歩いて観光しました。
まずは、1度目は休館日で見れなかった、考古学博物館へ行きました。
ホテルからフィレンツェ駅までの近道をみつけたので、今日はその道を通りました。
駅の横には、路面電車の駅がありました。
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メディチ・リッカルディ宮
サン・マルコ広場
州庁舎
少しあるくだけでも、フィレンツェの街は楽しめます。
考古学博物館
入口が解りにくいですが、広場に面した小さな入口です。
入場料は、€4/人でした。(カード利用可)
3階建ての建物の大半に、展示物が置いてあります。
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ブェッキオ宮を見たくて行きましたが、チケット売り場の長蛇の列で(時間制限の為なのか、入場券売り場には入れない様になっていました)断念しました。
ブェッキオ宮 |
ベェッキオ宮前のシニョリーア広場
ウッフィツィ美術館前は、大勢の人でごったがえしていました。
座って、写生をしている学生たちもいました
バルジェッロ国立博物館
ここも、入口が全く解らずに1周しました。同じように入口を探している人達が、何組もいました。
バルジェッロ国立博物館の入口 |
ここは、セキュリティーチェックがあってから、チケット売り場に入れます。
入場料は€8/人です。(カード利用可)
16世紀警察署だった事から、バルジェッロ(警察署)という名前になったそうです。
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ここは、あちこちに使い方を英語で書いてあるので、使いやすかったです。
洗濯機の中も綺麗でした。
9月6日(水曜日)フィレンツェからナポリへ移動
11時33分フィレンツェ発の電車に乗って、ナポリまで移動しました。
今日の電車も8分前にならないと出発ホームが出ませんでした。
毎度の事ながら、非常に焦ります。
電車は、10分遅れで出発しました。
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3時間の旅は快適でした。
時々時速300㎞と表示がありました。 |
到着後まずホテルに行きましたが、主人のナビで迷いました。
そこで私が、探すことにしました。私はハイテクは苦手で、使えません。コピーした地図を出して、近くの人に通りを聞いて地図からホテルを探しました。直ぐに見つかりました。
結局この方が早かったと思います。
ホテルは、思っていたより綺麗で、とても静かでした。
フィレンツェのホテルは、料金がとても高かったのに、凄くうるさくて大変でした。
主人は夜中に何度も、物音や声で起こされました。
今日からは、ゆっくりできそうで、ホットしました。
明日は、主人が楽しみにしていた、ポンペイとエルコラーノに行きます。
中央駅に行き、ブェスブィオ鉄道のCampania Express(カンパニア エクスプレス)のチケットを購入しました。
片道購入より、安くなります。 |
インフォメーションに行き、アルテカード3日券も購入しました。
この裏面にサインと日付を記入します。 |
明日が楽しみです。
9月7日(木曜日) ポンペイ遺跡とエルコラーノ遺跡
昨日購入したカンパニア エクスプレス(ブェスブィオ鉄道の特別電車)で遺跡観光に行きます。
駅に行って改札口で乗車券を見せると、「時間になるまでこの近くで待つよう」言われました。
ブェスブィオ鉄道では、カンパニア エクスプレスに案内のスタッフを数人乗車させて、他の乗客が乗ってこない様にしています。
時間になると、2名の女性スタッフが乗り場に案内してくれました。
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ブェスブィオ鉄道のナポリ駅構内 普通電車は全てこの電車同様にボロボロです・ |
このカンパニア エクスプレスは普通の綺麗な列車でした。(この日は3両連結の電車でした。)
列車が止まっても開く扉は1か所のみで、普通電車のチケットしか持っていない乗客が来たら、フタッフが乗車を断っていました。
列車内には、常にフタッフが2名いました。
ナポリからソレント(ナポリ遺跡前の駅)間で、3か所しか停車しません。
スタッフは駅が近くなったら、駅名を知らせながら、車両をあるきまわります。お陰で駅を間違えることなく、安心して乗っていられました。
【ポンペイ遺跡】
ポンペイ遺跡の地図 星が写真の場所 |
主人はこの遺跡を、心待ちにして大変期待していました。
しかし、考えていたポンペイ遺跡と全く違っていて、びっくりしました。
石膏で型を取った遺体のレプリカが、色々見られるのかと思っていましたが、ほんの数体のみだった事です。凄くがっかりしました。
もう一つは、ポンペイの遺跡が、とても広大だったことです。
本当に町が1つ壊滅したんだと、思える広さでした。
ゆっくり見たら1日かかると書かれていたのは、決してオーバーな書き方ではありませんでした。それ程広かったです。これには、感動しましたし、とても疲れました。
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大劇場 |
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フォロの浴場 |
一生懸命歩いても、色々見ても、まだまだあちこちに家の跡が残っていて、きりがありませんでした。
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【エルコラーノ遺跡】
ポンペイの遺跡から、ナポリに戻る途中にあります。
エルコラーノの駅はとても小さい駅です。
エルコラーノ駅 |
駅を右に出ると、真っすぐに下っていく道があります。500m程行くと突き当りが遺跡の門です。
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ここは電車の関係で、2時間ほどしか見る時間が取れませんでしたが、十分でした。
ポンペイ遺跡と同じようなものでしたし、規模が小さかったです。
どちらかと言うと、『ポンペイ遺跡もこの位コンパクトならば良かったのに・・・』と思いました。
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エルコラーノ遺跡は、ローマ貴族の別荘地だっただけに、大きな邸宅が沢山ありました。
壁の色彩や床のタイルも見事です。
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ポンペイ遺跡と違って、人骨が沢山埋まっているのには、びっくりしました。
発見当時(1980年春)、300体の人骨が発掘されています。
ベスビオ火山の恐ろしさが、伝わりました。
9月8日(金曜日)ガゼルタ宮殿とナポリ市内散策
今日の予定は、パエストゥム遺跡でした。とても楽しみにしていました。
しかし、鉄道を使っての移動時間が長すぎる(片道3時間近くかかります。)と言う反対にあい、仕方なく断念しました。
その代わりに、主人が嫌いだろうからと諦めていた、ガゼルタ宮殿に行くことにしました。
普通列車しかありませんが、ナポリから片道40分程で行けます。
アルテカードが使えるので、切符は無料です。
トレニタリア鉄道のホームページで、昨日の夜に時刻を調べておきました。
出発の駅にNapoli Centrale 、到着駅にCasertaと入力してキップ購入のページで検索できます。午後には、ナポリ観光をしたかったので、往復できる時刻を調べておきました。
ガゼルタ駅 |
駅に到着すると目の前に宮殿がみえます。
手前の土地も宮殿の敷地です。 |
左手に歩くと入口ですが、チケット売り場まで100メートル程歩きました。
皆の行く方のチケット売り場に行きましたが、アルテカードはあちらだと言われ、中央の入口まで戻りました。
右の入口がアルテカード用、左が一般のチケット売り場 |
今回は、アルテカードの利用が3回目なので、半額のはずでしたが、なぜか無料と言われました。
宮殿の内部は、思っていたよりも豪華で広々していました。
女性ならば、必見の宮殿だと思います。内部は1時間位見学に時間がかかりました。
庭園も凄いと口コミであったので、ゆっくり見学しました。
広大な庭園と聞いていたので、奥まで馬車で行きたかったのですが、案内板が無くて、いくら料金がするのか解りません。
乗る人が多いのか、馬車が何台も走っていました。 |
イタリア語しかしゃべってくれないので、一台分なのか、一人分なのか解らず馬車を断念しました。(後でネットで調べたら、1台€60でした)
バスの乗客もすぐにいっぱいになります。 |
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下段の池が始まります。 |
バスで一度通った道なので、安心して歩けました。約30分で宮殿に到着しました。
ナポリに返ってから遅めの昼食を取り、その後市内散策に行きました。
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地下鉄の駅から外へ出ると、ヌォーヴォ城が見えます。
ヌォーヴォ城 |
そこからチェントラーレ線のケーブルカー乗り場まで、歩いていきました。
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景色を見るための物でなく、コンクリートの壁しか見えず、庶民の足というのが良くわかりました。
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これも景色は見えず、がっくりしました。
ここから徒歩で海岸線まで出て、卵城までゆっくりと歩きました。
スリが沢山いて危ないとの口コミでしたが、私たちが歩いたり地下鉄に乗ったりしても、全くそんなことは無く、素敵な港町でした。
卵城 |
卵城は入場無料でした。沢山の観光客が、城の屋上に登ってきました。
9月9日(土曜日)ナポリ国立考古学博物館・ローマへ移動
ナポリも今日の午前中で最後になります。
昨日見学できなかった、ナポリ考古学博物館へ行きました。
ナポリ考古学博物館 |
ここは、ギリシャ彫刻から、ポンペイ遺跡・エルコラーノ遺跡で発見された物、絵画、中南米から持ち帰った物と、多岐にわたり展示しています。
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その後、是非見たかったスッパカナポリを歩きました。
まだ時間が早かったせいか、飲食店がまだ開店前が多く、できれば食事をしたかったので、がっくりきました。
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ここの店のサンドイッチ、とても美味しかったです。 |
ローマへの電車は、車両ナンバーが違っていたアクシデントがありましたが、何とか乗車できました。
約1時間の走行でした。
予定では、1時間半でしたが早く到着しました。
いつもサービスがある、飲み物とスナックのサービスは、私たちの席のすぐ前で、到着のアナウンスが流れて、終わってしまいました。
ローマテルミニ駅からは、地下鉄で移動しました。
地下鉄の乗り方や、キップの買い方が解らず少しまごつきましたが、なんとか到着できました。
B&Bへの宿泊は、初めてで不安でしたが、口コミ通りとても良かったです。イタリア語しかできないおばさんが、私たちのために英語が少しできるお孫さんと一緒に、出迎えてくれました。このB&Bは、普通のマンションの3階にありました。
それから、近くにあるコインランドリーへ行って、洗濯しました。
徒歩3分の距離にあるので、近くてとても助かりました。
9月10日(日曜日) 雨でゆっくり過ごす
朝から雷と雨で大変でした。
旅行でこんなに雨が降ったのは、初めてです。
明日はバチカン美術館を10時に予約しているので、雨が少し収まってきた午後に、実際にバチカンまで行ってみることにしました。
近くの駅で、公共交通機関が7日間乗り放題のチケットを購入し、出発しました。
B&Bの最寄りの駅は、地下鉄Bラインののピラミデ駅です。
メトロ ピラミデ駅 |
ここから、テルミ駅まで行き地下鉄Aラインに乗り換え、シプロ駅まで行きます。ガイドブックなどには、一つ手前の駅がバチカンに近いと書いてありましたが、私たちは、シプロ駅まで乗車しました。
ピラミデ駅から、50分でバチカン市国の前に到着しました。
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