マラスの塩田とクスコの町

マラスの塩田は、ウルバンバのホテルからバスで1時間ほどのところにあります。

標高は、3,000m。

白く見えるのが塩田です
最近、観光客に人気が出て、バスの駐車場を増設しているそうです。
入場料が必要です。

5月~10月まで塩田で作業し、現金収入とするそうです。
山から流れ出ている塩水をそれぞれの塩田に振り分け、約2週間で自然乾燥させ、塩を収穫します。

山から流れ出ている塩水
なめると非常に塩辛い
塩田1枚は4m×5m程度
通路は狭く、急斜面
重労働のわりに収入が少なく、若い人は嫌がって、塩田の権利を放棄する人も出ているそうです。


<クスコの町>

標高 3,400m 息苦しさは感じませんでした。

石畳の古い町で道も狭く、車優先です。東南アジアほどではありませんが、道路を渡るには勇気が必要です。

クスコの石畳の道路

中心部のアルマス広場は、車の通行が制限されているので、安心で観光客も多くいます。広場の周りには、お土産店やレストランも多数あります。
監視カメラや警察官も多数配置されているので、安全に散策できます。

アルマス広場
後方の山には地元の人が住んでいる

警官が多数配置されている
撮影には気軽に応じてくれる

観光客は、午後からが多いそうです。

広場は、インカの人にとって聖なる場所だそうです。中心にあるインカ皇帝の噴水は、2年前にでき、インカ皇帝の像は、太陽を見ているそうです。
インカ皇帝の像
この広場には似合わない感じ

私達が連れて行かれた昼食のレストランは、4~5組のツアー客が入っていましたが、なんと全員日本人のツアーでした。

この広場のすぐ近くに、有名な12角の石があります。
12角の石組み
観光客が触るので、表面が風化している

見事な石組
スペイン人が破壊したことが残念

職人の遊び心とも思える
インカの石組み
右側の赤丸部分
クスコの町に」ある石組
どんな道具を使って、どんな方法でこの石組みを作ったのか不思議でたまりません。

ガイドさんに尋ねると、これらの技術や道具は、スペイン人が来た時に、インカ皇帝の指示で地下に隠したとのこと。

石組を見ていると、いつまでも飽きることはありませんでした。





 



 
クスコの町の地下には、まだ多くの遺跡やトンネルがあり、インカの秘密が眠っているそうです。
街中には、道路工事中に発見された遺跡(埋め戻されている)の写真があります。
インカの謎の解明には、まだまだ資金と人手が足りないという事でした。

インカの石組の上に立てられた教会
石組のカーブが美しい

最近、クスコの近くのジャングルで、マチュピチュと同規模の遺跡が発見されたそうです。
名前は、チョケ・ヒラオ(黄金の街)だそうです。